世の中の観察日記

世の中を見て、思ったこと・考えたことを自由につづって参ります。このブログを読んでくださる方々と、「安心」を共有することを望んでいます。

仏教(関連)

禅語「主人公」。

「主人公」という言葉は、禅語だそうです。 私は、『ほっこり、やさしい禅語入門』という本を手にするまで、 「主人公」が禅語だとは知りませんでした。 自分が自分の主人公となっていますか? 昔、中国のあるお坊さんは毎日、自分自身に向かって「主人公」…

「蛾」に、「自利利他」を教わる。

私は、以前、「蛾」という文字をみて、 「蛾は、どうして、虫に我なのかな」 「蛾は、相当自分の気持ちを押し通す、我の強い生き物なのかな」 と思ったことがあります。 一応、『漢字源』で調べてはみたものの、 私の疑問に答えるようなことは書かれていませ…

「キサーゴータミーと芥子(けし)の種」のお話。

命あるものに、必ず死は訪れるといいますが、 残された者にとって、この現実を受け止めることには、 どうしても長い時間が必要になることと存じます。 しかし、どれだけ時間が過ぎようとも、 どうしても受け止められない、という方もいらっしゃるのではない…

「宗教」について。

私は、仏教徒ではありませんが、 仏教の教えの多くに共感するものがあり、仏教好きです。 ただ、仏教好きになった最初のきっかけは、 僧侶が唱えるお経に「心が安らいだ」からでした。 そして、それは、 「仏教を勉強しよう」という気持ちにまで発展いたしま…

「中道(ちゅうどう)」について。

お釈迦様が初めて行った説法のうちの一つに、「中道」があります。 『ブッダの教えがわかる本』(P18.19)よると、 中道は、簡単にいえば極端を避けるということです。お釈迦さまは、出家されるまでは、皇太子として何不自由ない生活を送りました。これは一…

「喫茶去(きっさこ)のこころ」について。

私は、実は、(隠していたわけではないですが、) ITとか、Webとか、そういったものの知識に乏しく、 ブログも、けっこう、おどおどしながら始めました。 わからないことは、まだまだたくさんあるのですが、 今は、ブログに、(少し?)慣れてきたような気が…

「悪人正機(あくにんしょうき)」について。

私の好きな本の一つに、『歎異抄(たんにしょう)』があります。 『歎異抄』は、親鸞聖人の説いた教えが、世の中に、 異なって伝わってしまっていることを歎いた(なげいた)、 親鸞聖人の弟子・唯円(ゆいえん)が著したもので、 「東洋の聖書」とも言われ…

私が「懺悔文(さんげもん)」を唱える理由。

私が日々唱えているお経の一つに、「懺悔文(さんげもん)」が あります。 (因みに、「懺悔」は、キリスト教では「ざんげ」と読みますが、 仏教では「さんげ」と読みますので、念のため。) 「懺悔文」は、 「我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう…

「自分の目に頼ること」について。

日本人で、はじめてユング派精神分析家の資格を取得された 河合隼雄先生の『こころの処方箋』という本を、以前読みました。 その本の中に、 「灯を消す方がよく見えることがある」という項があり、 そこには、河合隼雄先生ご自身が、心の中に残り続けている…

人は毎朝、「ブッダ」になる!?

「ブッダ」というと、一般的に、お釈迦様のことを指す、 と思います。 私も、仏教の授業を受けるまでは、そう思っていました。 それはそれで、特に、まちがってはいないのですが、 本当は、「ブッダ」というのは「目覚めた人」という意味だそうです。 つまり…

「一艘の小舟」のお話。

以前、仏教の授業を受けたときに、 先生が教えてくださったお話があります。 どこかにきちんと書いてないかと探してみたのですが、 どうしても見つからないので、私の記憶で、 「一艘の小舟」と題して、お話させていただきます。 「一艘の小舟」 むかし、あ…

私にとっての「お経」について。

今日は(今日も?)、少し、私自身のことを書かせていただきます。 人のプライバシーに関わってくることなので、 具体的なことが書けないのですが、 私が生きてきた中で、一番苦しかった出来事が、 その昔、ありました。 あの頃は、四六時中「どうしよう、ど…

「修証義(しゅしょうぎ)」に出てくる、私のお気に入りの箇所。

「修証義」は、曹洞宗で親しまれているお経だそうです。 『お経がわかる本』によれば、 「修は修行、証は悟り、義は意義をあらわす」のだそうです。 また、曹洞宗の在家信者と僧侶のための、 「教化(きょうか)の標準書」にあたるそうで、 正しくは、 『曹…

「二河白道(にがびゃくどう)」というお話について。

仏教に出てくる「二河白道」というお話について、 今日は述べてみたいと思います。 『真宗入門』という本の中に、「二河白道」についての説明があります ので、抜粋して、引用します(P99・100)。 一人の孤独な旅人が、強盗の一団と野獣の群れに出くわしま…

「苦」と「楽」について。

私は、これまでの人生に、苦しいことも、楽しいこともありました。 そして、苦しい時の真っ最中に、 「楽はいらないから、苦もなくしてくれ」 と思ったことがあります。 ただ、苦の状態から脱出して、 ようやく、その時のことを振り返ることができた時に、 …

私が、自分と他者を気にする理由。

仏教には、あらゆる物事は、 何かに「縁って起こる(よっておこる)」のであり、 原因なくして起こることはない、 独立して存在するものは何一つない、 という「縁起」の教えがあります。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、 私たちがふだん「縁起がい…

「自灯明・法灯明」で生きていく。

「自灯明・法灯明(じとうみょう・ほうとうみょう)」という、 仏教に出てくる言葉があります。 これは、お釈迦様がこの世を去る時に、 弟子のアーナンダさんに言った言葉だと言われています。 アーナンダさんは、お釈迦様がこの世からいなくなったら、 悩ん…

「信じること」について①。

今日と明日は、「信じること」について述べてみたいと思っています。 私は、浄土真宗の開祖「親鸞聖人」が、 浄土宗の開祖「法然上人」に対して抱いた思いを知って、 「人が、人を信じる」というのは、このことだと確信しました。 ご存知の方もいらっしゃる…

私の好きな言葉は「施無畏(せむい)」です。

こんばんは。 今日は、私の好きな言葉「施無畏(せむい)」について お話させてください。 「施無畏」は、仏教に出てくる言葉で、 「安心の施し」というような意味です。 私は仏教徒ではありませんが、仏教の多くの考え方に 共感をしています。 実は、私は「…