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世の中の観察日記

世の中を見て、思ったこと・考えたことを自由につづって参ります。このブログを読んでくださる方々と、「安心」を共有することを望んでいます。

「改めようとしない過ち」はしない。

論語の学而篇に、

「……過てば則ち改むるに憚ること勿れ」

(……あやまてば、すなわち、あらたむるに、はばかること、なかれ)

という言葉があるそうですね

(『わかる・使える はじめての論語』P30より)。

 

これは、「まちがったら、躊躇していないで、すぐに改めなさい」

という意味だそうです。

 

そして、孔子は「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」とも語った

そうです(『右手に「論語」 左手に「韓非子」』P32より)。

 

つまり、「まちがったと思いつつ、改めないことが、本当の過ち」、

とおっしゃっているのだと思います。

 

「過ち」は、人間である以上は、してしまうことがあるもの、

と多くの方々が思っていらっしゃるのではないか、と思います。

 

私も、そう思っています。

 

また、まちがってしまって、それを隠そうとして、

ますます、まちがいを重ねてしまうケースもあると思います。

 

それから、自分に「厳しいこと」を言ってくれる人は、

「大事な人」なのだとよく聞きます。

 

しかし、私の過去を振り返ってみますと、

私が、人に、厳しいことを言ったあと、

私の前から去っていった人は、去っていかなかった人よりも、

圧倒的に「多かった」です。

(単に、私の力不足だっただけかもしれませんが。)

 

ですので、なかなか「大事」には思ってもらえない気が

しなくもないのですが、

ただ、私は、私に「苦言を呈してくれる人」は、

私を「励ましてくれる人」と、同じくらい「大事な人」だと、

やはり、思っています。

 

つい、私を励ましてくれる人に寄ってしまうところは否めませんが、

やはり、「苦言」にあたるところは、

私が「見直し」を必要とするところであろう、と思っています。

 

実は、私は、「融通が利かない」と言われたことがあります。

 

心当たりが、あります。

 

ちょっと、かっこよさそうなことを申し上げてしまいますが、

私は、「信念を曲げることだけは、したくない」

と思っているところがあり、

それで、つい、こだわらなくてもよさそうな範囲にまで、

頑なになってしまうことがあるのです。

 

性格だからと決めつけたり、変化は面倒だ、とせずに、

私は、「頑固な人」から、「融通が利く人」を目指して、

態度を直していきたいと思っています。

(気づいたら頑固になっているので、大変ですが。)

 

自分を当然に含め、

改めるべきは「改める」、という人が増えると、

世の中は、ずいぶん変わるだろうな、と私は思います。

 

また、「割れたグラスは、元には戻らない」などと

聞くこともありますが、

グラスの破片をつなぎ合わせて、

接着剤でも、ガムテープでも、何かでつなぎ合わせてみたら、

「それは、それで、味わいのあるグラス」

になるかもしれません。

 

水を入れたら、漏れてくるグラスに、

おもしろいものがあるかもしれません。

 

「取り返しがつかない」と思っていたことが、何らかの形で、

「取り返しがついたような、または、それ以上の現象」を迎える、

ということは、きっとあるのだろうと思います。

 

孔子が教えてくださったように、

せめて、「改めようとしない過ち」だけはしないように、

私は、肝に銘じていきたいと思います。

 

 

お読みくださいまして、どうもありがとうございました。

 

引用・参考文献

・『超要点解説とキーワードでわかる・使える はじめての論語

 福田晃市 ソフトバンク クリエイティブ

超要点解説とキーワードでわかる・使える はじめての論語 (ソフトバンクビジネス)

・『右手に「論語」 左手に「韓非子」』

 守屋洋 角川SSコミュニケーションズ

右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法 (角川SSC新書)

・『《全訳》論語大成~最高の徳「中庸」とは何か?~』

 荒川健作(訳注) 三恵社

全訳 論語大成 −最高の徳「中庸」とは何か?