読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

世の中の観察日記

世の中を見て、思ったこと・考えたことを自由につづって参ります。このブログを読んでくださる方々と、「安心」を共有することを望んでいます。

天皇陛下が「生前退位」のお気持ちを表明されたことから、思ったこと。

今年も、世の中に、たくさんの出来事があったと思います。

 

その中から一つを選んで、

私の、今年の締めくくりの記事にさせていただくことにしました。

 

そして、私が選ばせていただきましたのは、

天皇陛下が「生前退位」のお気持ちを表明されたこと、です。

 

(因みに私は、本日の記事で、「生前退位」についての憲法その他の法的な可・不可等について述べようということではありませんことを、先にお伝えさせていただきます。)

 

天皇陛下が「生前退位」のお気持ちを表明されたのは、

今年の夏、8月のことでしたね。

 

「次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています」

というお気持ちに、

多くの方々が耳を傾けられたことと存じます。

 

私は、天皇陛下のお気持ち、そのお言葉から、

「誠実」であるがゆえの、

「謙虚さ」と「強い責任感」を感じました。

 

もし、「果たしたいと思っている」というだけでなく、

「責任」とは、「本当にそれを果たすことである」

と思う方であれば、

「果たせないかもしれない責任」に、

目を背けることができない、

と思うのではないかと思います。

 

もちろん、

果たしたいと思っていて、

果たせるようにがんばろう、

と思うのはいいことだと思います。

 

「全力を尽くせばそれでいい」

ということも、もちろんあると思っています。

 

ただ、自分一人の問題として済むものではないとき、

病気のこと、年齢のことなど、諸事情を考えたたうえで、

「果たせないかもしれない責任」に、

目を背けることができなかった天皇陛下のお姿に、

私は、「誠実さ」を深く感じました。

 

ご存知の方も多いとは存じますが、

今一度、日本国憲法第1条を読み返しますと、

天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」

と謳われています。

 

日本国憲法が「象徴天皇制」を採用した経緯については、

今ここで触れることはいたしませんが、

いずれにしても、現在、「天皇は国・国民の象徴」であり、

だからこそ、「国民と共にあること」を大変重んじられた陛下は、

被災地に赴き、被災者の方々とお話をされるときは、

床に膝をつけて、目線の高さを同じくした、と聞きます。

 

「床に膝をつける」ということをなさったのは、

現在の天皇陛下が「初めて」、と聞きます。

 

「国民と共にあること」「国民の心に寄り添うこと」を

何よりも重んじた天皇陛下が、

「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくこと」を重んじ、

そして、国民に対して無責任なことはできないとお考えになり、

それが、「生前退位」のお気持ちを表明されたことへとつながっている

ということは、よくわかる気がいたします。

 

私は、この世の中、日本の中で、

つい、首をかしげてしまうこともあるのですが、

それでも、日本という国、そして、その国民の根底には、

もともと「誠実さ」「謙虚さ」、そして「強い責任感」のあることを

感じておりました。

 

ですので、天皇陛下「誠実」であるがゆえの、

「謙虚さ」と「強い責任感」のあるお姿を拝見した時、

天皇陛下が、まさしく、

「日本国の象徴」であり、「日本国民統合の象徴」である、

と強く感じました。

 

また、私は、これまでの人生の中で、

「法律が道徳の邪魔をする」と思ったことがあります。

 

あってはならないことだと思っております。

 

そして、「おからだを優先すること」を、

憲法や法律が邪魔することもあってはならない、

と思っております。

 

天皇陛下が「生前退位」のお気持ちを表明された時、

多くの国民が、

陛下のご意思の尊重を願われたことと存じます。

 

私は、「おからだを優先していただきたい」という国民の意思

また、日本という国を象徴するものだと思います。

 

日本に好感をもってくださる外国の方々も、

日本人の「誠実さ」「謙虚さ」「責任感の強さ」

そして、何より、

おからだを優先に考えるような「優しい国」

というところを見つめてくださっているのではないか、

と思います。

 

また、天皇陛下を支えられている皇后美智子様の、

陛下に寄り添う「思いやり」の気持ちに、

美しい日本の象徴を感じます。

 

私は、来年はもちろん、それ以降も、

いつまでも、日本という国とその民が、

そういうふうであり続けてほしいです。

 

私も日本人の一人として、

日本の象徴たる姿に思いをめぐらして、

新たな年を迎えて参りたいと存じております。

 

 

本年は、これにて、締めくくりとさせていただきます。

 

当ブログへお越しくださいました皆様、

どうもありがとうございました。

 

私の日常の中に「ブログタイム」ができてから、

「和みの時間」「学びの時間」ができました。

 

それは、

ブログを通じて出会うことができました皆様のおかげで

もたらされたものでございます。

どうもありがとうございます。

 

新たな一年もまた、皆様とご縁が続きますことを、

心から願っております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

そして何よりも、

皆様の健やかな一年を願い、お祈りいたしております。