昨日(10/6)行われたサッカーの試合で、
アディショナルタイムに、山口蛍選手がゴールを決めて、
日本が勝利した!という場面をニュースで見ました。
ゴールまでの間に、何人もの選手がいながら、
ボールがまっすぐ入っていくところを見ると、
思わず「おぉ~」と言ってしまうくらい、
やはり、感動しますね!
そして、キャプテンの長谷部誠選手がテレビに映り、
そういえば……と、長谷部選手の著した『心を整える。』
という本のことを思い出しました。
その中で、私が特に気に入ったところは、
「運とは口説くもの。」という項です(P159~161)。
そこには、長谷部選手が、
代理人のロベルト佃さんから教えてもらったお話が書かれています。
「スペイン語で運(la suerte)は女性名詞。だから、アルゼンチンの人たちは『運を女性のように口説きなさい』と言うんだ。何も努力しないで振り向いてくれる女性なんていないだろ?それと同じで、運もこちらが必死に口説こうとしないと振り向いてくれないんだ」
長谷部選手は、
「異性を口説くのと同じように、運も口説きなさい。ユーモアがあって、堅苦しくなくて、僕はこのアルゼンチンのことわざを一発で好きになった。」
と本の中でおっしゃっていました。
努力には、全然笑えない時があったり、
ただただ必死だった、ということもあると思います。
きっと、努力そのものは必死になるものだと思います。
ただ、「努力」とは、「運を口説くこと」と思ったら、
必死の努力も「楽しそう!」に思えてきます。
また、長谷部選手は、
「僕は試合後に、「ツイていたね」とか「運が良かったね」と言われるのが嫌いだ。ギリギリのところで運が味方してくれるのは、ただ運が良かったわけではなく、それにふさわしい準備を僕がしていたはずだから。」
ともおっしゃっていました。
この箇所を読んだとき、
「努力した自覚があるから言える言葉だ」と思いました。
そして、努力とか、練習とか、耐えるとか、勇気を出すとか……
もし、本当にがんばったと思うときは、
「私、結構がんばったと思うんだけど、どう?」
と、自分から「運」に尋ねてみるくらい、
時には強気になってみてもいいのかもしれないな、
と思いました。
それから、昔、プロ野球中継を見ていた時、
解説者が(どなたか忘れてしまいましたが)、
「運も実力のうち」と言っていたことも思い出しました。
「努力」すると、「実力」がつき、「運」まで引き寄せる、
ということだと思います。
改めて、
「運を口説く」つもりで、「努力を楽しく!」
と思った今日でした。
明日以降もそう思っていくつもりです。
お読みいただきまして、どうもありがとうございました。
引用文献
『心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣』