世の中の観察日記

世の中を見て、思ったこと・考えたことを自由につづって参ります。このブログを読んでくださる方々と、「安心」を共有することを望んでいます。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

猫が無事に救出されたニュースに、感動!

数日前から、世田谷区の国道の高架橋の脚の部分に、 降りられなくなっている猫が見つかっていて、 ついに、昨日、無事に救出された、 というニュースを知りました。 大がかりな救出作業になったようですが、 皆さんが、熱心に力を注いでくださったおかげで、…

「人のせいにしてはいけない」ことについて。

よく「人のせいにしてはいけない」と聞きますが、 私は、この言葉を完全には受け入れていません。 何か、思わしくない事が起きたときに、 それが、自分のせいで起きたにもかかわらず、 他の誰かのせいにしようとする場合に、 「人のせいにしてはいけない」 …

私が、自分と他者を気にする理由。

仏教には、あらゆる物事は、 何かに「縁って起こる(よっておこる)」のであり、 原因なくして起こることはない、 独立して存在するものは何一つない、 という「縁起」の教えがあります。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、 私たちがふだん「縁起がい…

「絶望すること」は「禁止」事項。

私は、以前『マーフィー博士の易占い 運命が不思議なほどわかる本』 という本の中で、 「「人間万事塞翁が馬」ということわざは、よいことがあっても有頂天にならず、悪いことがおきても絶望しないことが肝心であることを教えています。」」(P21) と書いて…

「生きがい」について。

「これがあるから、私は生きていける」と思うこととか、 「これまで、生きてきてよかった」と思うこととか、 そういうことを、「生きがい」という、と私は思っています。 しかし、「これがあるから、私は生きていける」 と思っていたものを失ったとき、 生き…

所沢市で起きている「育休退園」の問題について。

子どもがいるところに、 もう一人子どもが生まれて、「育休」を取ると、 すでに保育園に入園できていた上の子どもが「退園」させられる、 という問題が起きていることを、ニュースで知りました。 この、「育休退園」を導入した所沢市に対し、 お子さんのお母…

「優越感」と「劣等感」について。

「優越感」も「劣等感」も、 人それぞれ、度合いは違うと思いますが、 多くの方々に心当たりのあるものではないかと思います。 『広辞苑』で、「優越感」を調べると、 「自分が他人よりすぐれていると思う快感」 と書いてありました。 同じく、『広辞苑』で…

「成功」まで、もう少し。

私には、慢性化した悩み事があります。 おそらく、それが原因で、 (一応、趣味の)「読書」を通じて、 生きていく上でのヒントのようなものを、 私は、ずっと探し続けているように思います。 ただ、特に、「人生の成功」という観点で本を選ぶことは、 ずっ…

「謙虚」について。

「謙虚」とは、へりくだること、控えめなこと、であると思います。 「謙虚」は、一般に、よいこととして理解されていると思います。 私も、「謙虚」であることは、よいことだと思っています。 しかし、現実社会の中での「謙虚」を見ると、 どうも、うまくい…

問題の解決や収束は、まず「覚悟」から。

問題を解決しようと思っても、解決しないことがあると思います。 例えば、仕事上のことで問題があり、 会社に改善を求めたいけれども、 辞めさせられてしまうおそれがあるから、 言えない、ということがあると思います。 そして、「言っていきたい。けれど、…

「幸せ」について。

人それぞれ、何を「幸せ」と思うかは、違うと思います。 「人の不幸は蜜の味」という人がいると思いますが、 その蜜で、「幸せ」になったような錯覚が起きるのかどうか 私にはわかりませんが、 本当の「幸せ」には至っていない、と私は思います。 それから、…

千葉市内の精神科であった暴行事件について。

千葉市内の精神科の病院で、 看護師による、患者さんに対する暴行事件があったことを、 ニュースで知りました。 テレビで、その暴行の映像が流れていました。 映像を見ていて、「怖い」と感じました。 息苦しさも感じました。 これは「暴行」だと思いました…

「時代」と「法律」について、考えてみました。

「時代に合わせて法を変える」という考え方をするからには、 「時代に合わせて法を変えてはいけない」という考え方も、 同時に、念頭に置かなければ、かたよった考えになりかねない、 と私は思います。 例えば、民法96条は「詐欺又は強迫」についての条文で…

「18歳選挙権」が成立しましたね。

今日、公職選挙法の改正法案が成立して、 とうとう18歳以上の方にも選挙権が与えられましたね。 この改正に伴って、他の法律でも、 これまで「20歳」とされていた箇所が、「18歳」に変わるケースが たくさんあるそうですが、 飲酒や喫煙については、健康と非…

「気にし過ぎ」のよいところ。

最近、「木を見て森を見ず」ということわざを発展させて、 「木も見て森も見る」と言っている方々を見かけます。 きっと、「細かいところも、全体も、両方見ましょう」 ということですよね。 私も、この考えに賛成です。 私は、いろいろなことが気になるタイ…

私は「生きる」と決めて生きています。

人は「生かされている」と聞きますが、 私は、「生きる」と決めて生きています。 もちろん、いつ、この世を去るかを、 自分で決められるとは思っていないですが、 寿命が尽きるまで「生きる決心」をして、生きています。 なぜ、わざわざ決心するのかと言えば…

「本心」を見つけよう。

「こころは、コロコロ変わるから、こころと言う」 と聞いたことがあります。 しかし、こだわってしまって、なかなか考え方を変えられない、 という人もいると思います。 きっと、心は、 「変わるところもあるし、こだわるところもある」 のだと思います。 そ…

「不機嫌」について。

この人は、朝はいつも不機嫌、という人がいます。 道を歩いているだけで、不機嫌そうな人に出会うことがあります。 人が不機嫌になる理由としては、 例えば、次のようなことが考えらえると思います。 今、お腹がすいている。 昨日、よく眠れなかった。 体調…

「知識」と「経験」は誰のものか。

「自分をよい方向へ導いてくれる友」のことを、 仏教では「善知識」というそうです。 「友」というと、私は、「友達」が一番先に脳裏に浮かびますが、 この他に、「仲間」とか、「同胞」とか、 もっと言えば、「親」とか、「先生」とかも あてはめて考えてい…

「悪口」と「愚痴」と「批判」について。

今日は、「悪口」と「愚痴」と「批判」のそれぞれの違いについて、 私の考えをはっきりさせてみようと思います。 先に、「悪口」と「愚痴」について考えます。 『広辞苑』で調べると、 「悪口」とは、「人を悪く言うこと、また、その言葉。」 「愚痴」とは、…

「自灯明・法灯明」で生きていく。

「自灯明・法灯明(じとうみょう・ほうとうみょう)」という、 仏教に出てくる言葉があります。 これは、お釈迦様がこの世を去る時に、 弟子のアーナンダさんに言った言葉だと言われています。 アーナンダさんは、お釈迦様がこの世からいなくなったら、 悩ん…

葛藤とどう向き合うか。

二つ以上の選択肢の前で立ち往生している状態、 これを「葛藤」という、と私は思っています。 この道を行くか、あの道を行くかを悩んで…… 身動きが取れない状態ですよね。 当然なことを言ってしまいますが、 葛藤から解放されるには、「選択する」しかない …

なくすのは、自分ではなくて、つらいことのほう。

「笑う門には福来る」と聞きますが、 信じている人も、疑っている人もいるのではないかと思います。 私は、信じています。 笑っていれば、きっと福は来る、と思っています。 しかし、長くつらいことから抜け出せないでいると、 疑いたくなる気持ちになること…

拙著『人生に関する私の見解』の紹介。

「拙著『人生に関する私の見解』をお読みくださった皆様へ」 皆様の貴重なお時間を割いていただき、 拙著をお読みくださいましたことを、心より感謝申し上げます。 どうもありがとうございました。 出版から1年以上が経ち、現在は各書店で在庫があった場合に…

一人でも自殺者が出ないことを、祈っています。

昨年、「自殺の阻止」を最大の目的として、 『人生に関する私の見解』というエッセイを執筆しました。 12編のポエムも散りばめております。 紹介はいずれ、と思っていましたが、思うところあって 今日、一部を紹介させていただくことにしました。 というのは…

「都合がいいこと」について。

日常生活の中で、「都合がいい」という言葉を使ったり、耳にしたりすると思います。 例えば、18歳くらいになってから、 大人扱いをされたり、まだ子ども扱いをされたり、 周囲から、「都合のいい」解釈をされたことがある人も いると思います。 自らも、大人…

「伝えること」について。

皆さんがブログを始めたのは、 人に、自分の思いや考え、知っていることなどを 「伝えること」は「とても大事なこと・すてきなこと」 と思ったからではないかと思います。 もちろん、私もそうです。 例えば、誰かに自分の思いを伝えて、「共感」してもらえる…

「理不尽なこと」について。

私は、以前勤めていた職場で、 いい人の振りをしているけれど、言動が意地悪な上司(Aさん)に 我慢できず、 私やAさんの上司でもある人事担当者に、 そのことを相談したことがあります。 内容はかなり省略しますが、その人事担当者は、 「Aさんもプライ…

「信じること」について②。

昨日に引き続き、「信じること」について述べさせていだたきます。 私は、昨日、「信じる」とは、「この人にだまされても、後悔はしない」という思いのことだと述べました。 そして、今日、私が述べようと思うのは、 誰かを「信じる」か「信じない」かは、 …

「信じること」について①。

今日と明日は、「信じること」について述べてみたいと思っています。 私は、浄土真宗の開祖「親鸞聖人」が、 浄土宗の開祖「法然上人」に対して抱いた思いを知って、 「人が、人を信じる」というのは、このことだと確信しました。 ご存知の方もいらっしゃる…